15日海の日 各地で大気の状態が不安定 海でも落雷を観測 雷から身を守るには

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今日15日(祝:月)は、「海の日」ですが、広い範囲で大気の状態が不安定。西日本~東日本では局地的に雷雲が発達し、海上でも落雷を観測しています。雷は、雷雲の位置次第で、山や平地だけでなく海面など、所を選ばずに落ちるため注意が必要です。過去には、遊泳やサーフィン中に落雷事故が発生。雷から身を守るポイントをまとめました。
15日(月:祝)海の日 海上にも落雷発生中
今日15日は「海の日」。海の恩恵に感謝するとともに、これからも大切にしていこうという願いが込められた祝日ですが、広い範囲で大気の状態が不安定。西日本~東日本では局地的に雷雲が発達し、海上でも落雷を観測しています。雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちます。陸上だと高い建物や鉄塔によく落雷しますが、海では高い建物などがないため、人が雷の標的になってしまうことがあります。また、水は電気を通すため、海面に浮かぶ何かに落雷した場合、海水を通して感電の危険があります。過去には、大気の状態が非常に不安定で、早朝から激しい雨や雷雨になっていたにも関わらず、遊泳やサーフィンを続け、落雷による死亡した事故が発生しました。ここで、生と死を分けたのは、雷鳴が聞こえても遊泳やサーフィンを続けた人と、避難した人の違いです。雲放電:図の雲放電とは雲の中や雲と雲の間などで発生する放電のことです。
落雷から身を守るには

天気予報で、「大気の状態が不安定」、「天気急変」、「雷注意報が発表されている」場合は、海に入らないのが一番です。遊泳中に雷が鳴ったら、直ちに浜辺に引き上げて、鉄筋コンクリートの建物の中、自動車内、避雷小屋などに避難しましょう。窓から離れた建物の中央付近に避難してください。雷が鳴っているときは、突風が吹くこともあり、窓ガラスが割れる恐れがあります。
避難できる場所がないときは

もし、近くに安全に避難できる場所がない場合は、しゃがみ込んで、耳をふさぐ姿勢を取りましょう。靴の両かかと同士を接触させ、つま先立ちで姿勢を保つようにしてください。落雷時に地面からの電流で感電することがあります。地面に寝ころばない(特に腹ばい)ようにしてください。

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