サッカー明治安田J1アルビレックス新潟は守備の立て直しが急務となっています。13日に国立競技場でFC東京と対戦し、敗れたアルビ。課題は試合の立ち上がりです。
約1万3000人のアルビサポーターが詰めかけた東京・国立競技場でFC東京と対戦したアルビ。
【アルビ 松橋力蔵監督】
「ここ2試合はふがいない試合をしてしまって、サポーターを多く悲しませている部分はある」
アルビが問われているのは試合の入り方です。
7月6日のサガン鳥栖戦では前半13分に失点、6失点と大敗を喫した天皇杯・長崎戦では開始わずか6分で先制点を奪われるなど試合の立ち上がりで早々に得点を奪われる試合が続いてきたアルビ。
この日も、前半6分でした。前線からのプレスをパスで簡単にかわされると、かつてアルビに在籍していた小泉がフリーでボールを持ち、このスルーパス!遠藤にドリブルで中央への進入を許し、先制点を奪われてしまいます。
【アルビ 松橋力蔵監督】
「立ち上がりの強度が低い相手の強度が高い中で何もせずに得点を奪われているところがある」
その後、追いつくことが出来ずに後半を迎えるとチームにも焦りが。
後半5分の場面では長谷川からのパスを相手の背後で受けた谷口がディフェンスを交わし、フリーでシュートを放ちますが、枠をとらえることができず…
さらに後半13分、堀米のスルーパスから生まれた絶好のチャンスで長谷川が放ったシュートも枠の外へ。
後半33分にはFC東京に追加点を決められ万事休す。ここまで公式戦21試合連続で得点してきたアルビはシュートの精度を欠き2-0で今シーズンのリーグ戦4度目の連敗を喫しました。
【アルビ 松橋力蔵監督】
「内容は伴わなくともチャンスは逃さないっていうところは勝敗を左右する大きなポイントっていうのは、サッカーでは当然なのでそこが残念かなと思いますけど、次に向けてまたしっかりやっていきたい」