「前よりケーキが小さい?」と言われたケーキ店 回答に「かっこよすぎる」「最高か!」

記録的な円安や、それによる原材料費などの高騰によって、多くの飲食物の値上げが行われている、2024年7月現在。
価格改定が行われるケースのほか、値段はそのままで内容量が減る『サイレント値上げ』もあり、消費者の財布に打撃を与えています。
レジで精算をしたら合計額に驚かされたり、お気に入りのお菓子を開封したらサイズが小さくなっていてショックを受けたりするのは、今や『悲しきあるある』といえるでしょう。
「もしかして、以前よりもケーキのサイズが小さくなっているのでは?」
消費者のそんな疑問を、ウェブサイトの『よくある質問』ページに掲載したのは、ケーキ専門店である『HARBS(ハーブス)』。
1981年に1号店をオープンして以来、豊富な種類のケーキを提供している同店ですが、時々そういった疑問の声が寄せられるのだそうです。
『値上げラッシュ』が続く昨今で、多くの店がドキッとしてしまうであろう、この質問。同店が返したコメントは、以下の通りです。
創業当時より 1ホール8号サイズの大きさで展開しております。
以前は1ホールを12カット 11カット 10カットとアイテムに合わせて変えていましたが、現在は全て10カットで提供しております。
昔より小さくなったとお声をいただくことがございますが、カット数が1/10で統一され、大きくなっているだけでなくフルーツやクリームの容量を増やし、高さを大きくしており、ケーキの箱の高さ自体も2cm以上大きくなっております。
ハーブスがケーキのサイズの規格を小さくすることはございませんのでご安心くださいませ。
HARBS(ハーブス) ーより引用
提供するケーキのサイズを統一し、むしろ以前よりも大きめのサイズになったという、同店。
また、現状を踏まえて『サイレント値上げ』を心配する声に対しては、「ケーキのサイズの規格を小さくすることはございませんのでご安心ください」と、頼もしいひと言を贈りました。
ケーキは誕生日や『自分へのご褒美』など、気分を上げたい時に購入しがちな食べ物。だからこそ、箱を開けて小さくなったケーキが出てきたら、より悲しい気持ちになってしまうことでしょう。
消費者のそんな気持ちをくみ取るかのような、同店の回答はネット上でも話題になり、多くの人から称賛の声が上がりました。
・かっこよすぎる。今後も推し続けたい!
・いろんなスイーツが小さくなる中でこれは最高か!たらふく食べたいから、ありがたい。
・なんという安心感。値上げをしてもいいから、サイズはそのままでいて!
※写真はイメージ
創業以来、「おいしいものを食べて喜んでもらいたい」という想いを持ち続けているという『HARBS』。
そんな気持ちのこもったおいしいケーキは、今後もいろんな人に笑顔を届けてくれることでしょう!
[文・構成/grape編集部]

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