来週は西・東日本で厳しい暑さ戻る 続々と梅雨明けか 梅雨明け直後は熱中症リスク高

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来週は真夏の空気を持つ太平洋高気圧が、次第に勢力を強める見込みです。梅雨前線は北日本付近まで押し上げられ、高気圧に覆われる関東から沖縄を中心に、厳しい暑さとなるでしょう。来週は続々と梅雨明けする可能性もありますが、梅雨明け直後は熱中症患者が一気に増えるタイミング。一層の警戒が必要です。
今日12日 梅雨空続く西・東日本はあまり気温上がらず

今日12日も、西日本や東日本は停滞する梅雨前線の影響で日差しが少なく、あまり気温は上がっていません。今日14時までの最高気温は東京都心で26.9℃、名古屋市で25.4℃、大阪市で26.4℃など、30℃に届いていない所も多くなっています。一方、すでに梅雨明けしている沖縄県の波照間島では最高気温が35.1℃と猛暑日を観測。梅雨前線の南側は真夏の空気に覆われ、体にこたえる暑さとなっていますが、来週は厳しい暑さのエリアが北へ広がっていきそうです。
来週中は西から続々と梅雨明けか

昨日11日、日本気象協会は最新の梅雨明け予想を発表しました。7月17日から18日にかけて、九州~東海まで一斉に梅雨明けとなり、関東甲信や北陸も22日頃に梅雨明けとなる見込みです。そして梅雨が明けるとともに、真夏の厳しい暑さが到来します。
来週中頃から西・東日本でも厳しい暑さ戻る 猛暑日の所も

明日13日からの3連休、そして連休明けの16日にかけて、九州から北海道まで極端な暑さは予想されていません。最高気温は30℃前後の所が多くなりそう。ただ、湿度は高いため、熱中症には十分な注意が必要です。17日頃からは太平洋高気圧が勢力を強め、西日本・東日本で気温が日に日に上がっていきます。18日、19日は名古屋で最高気温が35℃の予想。西日本・東日本でもまた猛暑日の所が増えてきそうです。雨で気温が下がった後の高温は、かなり体にこたえます。梅雨明け直後は熱中症患者が急増する時期でもあり、より一層、熱中症への警戒が必要です。
熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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