服に火がついた時の『対処法』に「覚えておきたい!」 その場ですぐに?

もし、自分の服に火がついたら…。
着ている衣服に火が移り、燃え上がる現象を『着衣着火』と呼びます。想像するだけで恐ろしい事故ですが、調理中のガスコンロや、仏壇のロウソク、キャンプ時の焚き火やバーベキュー、暖房器具など、火に接する機会は日常的にあるので注意が必要です。
近年は燃えやすい化学繊維の入った衣類も多いため、もし事故が起きて燃え広がったら、重度のヤケドを負ってしまう可能性も。
命に関わる危険が高いので、万が一の時の対処法を知っておきたいですよね。
2024年7月8日、兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは、動画を投稿。
服に火がついた時の3つの対処法『ストップ』『ドロップ』『ロール』について、紹介しています。
尼崎市消防局(@amagasaki.119.fd)がシェアした投稿
まず服に火がついてしまった時は、火の回りが大きくならないよう慌てて動き回らず、その場に止まります。
続いて、燃えているところを地面に押し付けるようにして、身体を地面にくっつけましょう。
酸素の供給を断ち、火を消す『窒息消火』するため、両手で顔を覆ってヤケドを防ぎながら、転がります。
そのほか、水をかけたり、叩いたりして消す方法も有効ですよ。
投稿は反響を呼び「分かりやすい!自分の身に起こるなんて考えたくもないけど、知っておくことが大事」「子供の頃に仏壇のろうそくで着衣着火した。軽傷で済んだが、本当に怖かった」「役に立つ情報。紙に書いてキッチンに貼りました!」などの声が寄せられていました。
夏はキャンプやバーベキューなどで火に近付く機会もあり、着衣着火の事故も起こりやすいです。
火を使うレジャーの際は、燃え移りやすいフワフワとしたワンピースやストールなどは着用しないほうがいいとのこと。
いざという時に、パニックになってよけいに事故を大きくしないよう、対処法をしっかりと覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]

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