“寸劇”や“VR”で学ぶ交通安全!歩行者側の注意点は?「いつも気にしていない場所に危険あるかも」

新潟市の小学校で7月11日、警察官による寸劇やVRを活用した交通安全教室が開かれました。

新潟市西区の青山小学校で開かれた交通安全教室。

これは児童たちが主体となって交通安全を呼びかけてもらおうと企画されたもので、6年生の児童58人が参加しました。

【警察官】
「交通事故が起きる原因は、車の運転手さんだけではないのです」

教室では新潟西署の警察官が寸劇を披露し、歩行者側の注意すべき点について伝えると…

【記者リポート】
「児童たちはVRを使って、道路の正しい渡り方について学習します」

信号機がない場所や夜や雨で見通しが悪い場所など、様々な状況の横断歩道を想定したVR体験が行われ、児童たちは横断歩道を渡るときの気を付けるポイントについて教わっていました。

【児童】
「しっかり右左、周りを見て手を上げて渡りたい」

【児童】
「いつも気にしていない場所でも危険があるかもしれないので、そこをよく見て通学したい」

県内では今年、児童が絡む事故が38件発生し、このうち14人が重傷を負っています。

【新潟西警察署交通課 秋山圭介 課長】
「(歩行者が)交通安全の基本を思い出して、自らが交通事故に遭わないような行動をしてほしい」

青山小学校の6年の児童たちは今後、この日の教室で学んだことを実際の道路で1年生に教える予定です。

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