『虎に翼』花江のブチギレ予告、想像と違う“真相”に視聴者涙 …の画像はこちら >>
9日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、家庭を顧みない寅子(伊藤沙莉)に花江(森田望智)がついに爆発。怒りの理由に涙する視聴者が相次いだ。
新潟地家裁三条支部へ異動の内示が出され、花江と直明(三山凌輝)へ報告した寅子。
「新潟には私たちだけで行こうと思うの」「私と(娘の)優未(竹澤咲子)の2人で」と考えを伝えるが、直明は「賛成できない」と言い、花江も「(優未のことは)私が責任を持って面倒を見ますから、どうぞトラちゃんは新潟でお仕事に専念なさってちょうだい」と諭される。
花江のやや苛立った口調に、なぜ怒っているのか全く理解できない寅子は「言いたいことがあるなら言ってよ」と問いただし、口論に…。
そして、険悪なムードのなか「優未はあなたに甘えたくても、必死に我慢していい子を頑張ってる。あなたに喜んでもらおうといい子のふりをしてる、分かる!?」「トラちゃんが見てるのはね、本当の優未じゃないの」と打ち明けた花江は、堪えきれずに涙した。
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花江のブチギレシーンは予告にも入っており、「花江ちゃん爆発寸前」「今週は荒れるぞ」と視聴者はハラハラ。
しかしきょうの放送で流れたのは、予告とはセリフの順番が変わっていることもあってか「思ってたよりマイルドだった」「予告から想像したよりよっぽど優しかった」といった声が見受けられ、“怒りの理由”に「見ながら涙出てきてしまった。泣く予定はなかった…」と思わず涙した人は多かったようだ。
「花江ちゃんがあんなに怒ったのは、トラちゃんへの不満ももちろんあるけど、なにより優未ちゃんのためだったんだな…。愛だよ…」「優未のことをめちゃくちゃ考えてくれてるじゃん」「花江ちゃん…どこまでも優しい…」「花江ちゃん、あなたっていう人は」といったコメントが相次いだ。
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これまで寅子は優未に対し「いい子」「お利口さん」などと声をかける場面がみられた。
3日の放送では優未がテストで84点を取ったことを嬉々として報告するが、寅子は「間違えた部分はきちんと復習して勉強するのよ。そうしたら次は100点だから」とアドバイス。翌日には直明へ「(お母さんは)優未とじゃキラキラしない」と吐露していた。
また、テストについては寅子の帰宅前に優未が赤鉛筆で何かを書いていたことや8の形がやや不自然にも見えることから、視聴者のあいだで「34点を84点に改ざんした」説が浮上。「お母さんに褒めてもらおうとしたのかな…切ない」「『こら~ダメでしょ! 優未~』みたいなのを寅ちゃんに期待したの? お母さんと笑いたかったの?」と健気な嘘に胸を痛める人も。
その一方で、花江の前では無邪気な様子に「花江ちゃんの前だと笑顔の優未が悲しい」「『お利口さん』の呪縛」との声が上がっている。