冷房モードで気を付けることは? 日立の回答に「これ大事」「そうだったのか」

『酷暑』という言葉がピッタリな日本の夏。もはやエアコンは、夏を乗り越える上で必須のアイテムといえます。
熱中症を避けるためにも、24時間エアコンをつけっぱなしにしている人は少なくないでしょう。
しかし、そこでどうしても気になってしまうのが、消費電力。いわずもがな、消費電力が多いほど電気代はかさみ、財布に打撃を与えてきます。
エアコンなどの家電を製造している、日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立)は、そういった悩みを持つ人たちにアドバイス。
ウェブサイトの『よくある質問』にて、冷房運転時の消費電力を抑える使い方を紹介しています。
日立が挙げたのは、4つのポイント。『室内温度は適温にする』『風向きや風速の調整をする』『節電機能を活用する』『タイマーを有効に活用する』が重要だといいます。
同社は各ポイントについて、このように説明をしました。
室内温度を適温にする
冷房時の省エネ推奨温度(適温)は、室温28℃です。冷房時は設定温度を1℃高めに設定すると、約10%の節電効果が得られます。
電源ON/OFFでの温度調整について
エアコンは、高温の部屋を一気に冷やすときに多くの電力を使います。適温になったら電源を切り、また電源を入れるということを繰り返して温度調整を行うと、電気のムダ使いになる場合があります。室内温度は設定温度で調整しましょう。
風向きや風速の調整をする
冷たい空気は下方に集まりますので、冷房時は風向きを水平にすると効果的です。また、風速は常に「微風」で運転するよりも、「自動」で運転する方が節電され、省エネ効果が得られます。
日立の家電品 ーより引用
続く『節電機能を活用する』と『タイマーを有効に活用する』については、エアコンの機種によって操作が異なります。
どのメーカーのものも、古い機種以外は基本的にタイマーをはじめとした節電機能が搭載されているため、リモコンに該当するボタンがあるはずです。
同社のエアコンの場合、『AIこれっきり』ボタンや『ecoこれっきり』ボタンを使うことで省エネ効果が得られるのだとか。
※写真はイメージ
消費電力を抑えれば、節約だけでなく、省エネにもつながるため、環境にも優しいといえます。
また、夏はどうしても各家庭で消費電力が上がるため、全国的な電力不足が起こりがち。自身の財布と社会、そして環境のためにも、これらのポイントを抑えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]

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