出窓に飾らないで! 防犯住宅協会の注意喚起に「ゾッとする」

窓が出窓の場合、内側は棚状になっているので、小物などを置くことができます。
ぬいぐるみを置いて、窓周りを飾っているという人もいるでしょう。
しかし、防犯を考えると、窓の周辺は注意すべきポイントが多々あるようです。
防犯対策講座などを行う『一般社団法人 日本防犯住宅協会』(以下、日本防犯住宅協会)に、窓周りの注意点を聞きました。
日本防犯住宅協会の柴山明輝会長は、このような注意が必要だといいます。
特に女性の場合は、窓周りに注意が必要です。
例えば、ぬいぐるみなど、女性が好みやすい小物が窓際に置いてあると、女性が住んでいる可能性が高いと判断できるようになります。
女性が住んでいると分かると、強盗が入るリスクが高まり、さらに覗きやストーカーなど、女性が遭いやすい犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるそうです。
※写真はイメージ
また、窓際に置く小物以外に、カーテンの色やデザインを見て「女性が住んでいる」と判断されるケースがあるとのこと。
一軒家の場合でも1つの部屋だけカーテンのデザインが違うと、女性の部屋と判断されるケースがあります。
集合住宅の場合は、廊下などの共用部から見て、女性が住んでいるか、また女性の部屋かを事前にチェックして、犯罪に及ぶケースもあるそうです。
続けて、柴山会長はこのように注意をうながします。
女性が住んでいると特定されると、金品だけでなく、人に直接危害が及ぶ犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。
これまでにも悲惨な事件が起こっていますから、窓の周辺には女性が住んでいると分かるような物を置かないようにしてください。
ほかにも「窓周辺だけでなく、自宅前に置いてある自転車から、女性や女児が住んでいるかが見分けられてしまいます。一度自分自身で外からチェックして、できる限りリスクを減らすように意識してみましょう」とアドバイスがありました。
犯罪リスクを減らすためにも、本記事で紹介したポイントを踏まえて窓周りをチェックしてください。
日本防犯住宅協会のウェブサイトでは、防犯チェックや防犯診断などを行うことができます。
自宅の防犯状況が気になる人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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