300年以上の歴史を持つ「岐阜提灯」の出荷ピーク 美濃地方の良質な竹や和紙が揃っていたことから発展

300年以上の歴史を持つ「岐阜提灯」の出荷が、お盆を前にピークを迎えています。岐阜提灯は、美濃地方の良質な竹や和紙が揃っていたことから江戸時代中期から発展したもので、国の伝統的工芸品に登録されています。
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岐阜市の老舗ちょうちん製造会社「オゼキ」では、職人が工程ごとに分担して岐阜提灯を作っています。
職人は木型に「ひご」をらせん状に巻き、その上に薄い和紙を張って余分な紙を切り落とし、絵付けの工程では菊の花や葉の部分を丁寧に描いていきます。(オゼキ 尾関年彦社長)「岐阜提灯の多くは和紙が使われていて、和紙を通したやわらかな光も一つの特徴」
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7月中が出荷のピークで、2万円から5万円ほどのものを中心に全国に出荷されます。
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