米軍、あす7月8日にパラシュート降下訓練か 米軍嘉手納基地で 米連邦航空局の航空情報に掲載

米軍が8日午後5時半~8時にかけ、沖縄県の米軍嘉手納基地でパラシュート降下訓練を計画していることが7日、分かった。米連邦航空局の航空情報(ノータム)に掲載された。実施されれば、同基地での降下訓練は4月19日以来となる。降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で実施することになっているが、米軍は同飛行場の滑走路の不具合などを理由に嘉手納で昨年12月から5カ月連続で実施していた。
8日の降下訓練について米軍は詳細を明らかにしていない。米軍は5月23日に嘉手納基地で6カ月連続となる訓練を計画していたが、悪天候の影響で予定時刻直前に中止した。6月は訓練しなかった。

米軍は滑走路の不具合を理由に、訓練で使用する機体の離着陸に伊江島補助飛行場が適さないとし、これまで嘉手納での訓練を「例外」と強調している。
沖縄県や基地周辺自治体などは、民間住宅地に囲まれた嘉手納での訓練に反対しており、訓練が計画される度に中止を求めている。
第4次嘉手納基地爆音差し止め訴訟原告団(新川秀清団長)などは、沖縄県内で相次ぐ米兵による性的暴行事件や降下訓練の強行、無人偵察機などの配備を巡り、9日午後0時15分から嘉手納基地第1ゲート前で200人規模の集会を予定している。米軍、あす7月8日にパラシュート降下訓練か 米軍嘉手納基地で…の画像はこちら >>

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする