新潟県の最低賃金の改定について話し合う、今年度1回目の審議会が7月3日、新潟市で開かれました。
新潟地方最低賃金審議会は新潟労働局の諮問を受け新潟県の最低賃金の改定について話し合います。
今年度1回目の3日は、新潟労働局の千葉茂雄局長が審議会の長谷川雪子会長に対し、県内の経済状況に合わせた審議を求めました。
物価高などの影響が続く中、去年県の最低賃金は890円から931円へと大幅に引き上げられましたが、全国平均と比べ低い状況が続いています。
【新潟地方最低賃金審議会 長谷川雪子会長】
「実質賃金が下がっているなど様々な問題がある中で、人々の暮らしを守れるよう公労使のみなさんの協力を賜りながら円滑に進めたい」
審議会は今後、中央最低賃金審議会が示す各都道府県の目安となる最低賃金額をもとに議論を進めます。