今年4月、神奈川県横須賀市内の自宅で有名ブランドに類似するロゴマークを付けた偽のバッグやネックレスなど合計159点を販売譲渡のために所持していた疑いで、中国籍の夫婦が再逮捕されました。夫婦は去年8月にも、偽ブランドのショルダーバッグ2点を魚沼市内のコンビニから発送し、販売した疑いで逮捕されていました。
商標法違反(侵害とみなす行為)の疑いで再逮捕されたのは、神奈川県横須賀市本町2丁目に住む中国籍で会社役員の男(43)と無職の女(44)の夫婦です。
2人は今年4月10日、神奈川県横須賀市内の自宅において、ルイ ヴィトンやシャネルなど合計11社の有名ブランドに類似するロゴマークを付けた、偽のバッグやネックレスなど合計159点を販売譲渡のために所持していた疑いが持たれています。
2人は去年8月にも、偽ブランドのショルダーバッグ2点を東京都内に住む男性1人と福島県に住む女性1人に対し、それぞれインターネットを通じて取引し、魚沼市内のコンビニから商品を発送して販売した疑いで逮捕されていました。この事件の捜査の過程で、4月10日に夫婦宅を家宅捜索したところ、今回の事件が発覚し、再逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、女は「販売譲渡のために偽ブランド品を持っていたことに間違いない」と容疑を認めていますが、男は「偽ブランド品を所持していたのは間違いないが、販売譲渡のために持っていたわけではない」と一部否認しているということです。
警察は、夫婦に余罪があるとみて、事件の動機や経緯を詳しく調べています。