洗濯の手間が省けるアイテム『ジェルボール』を使っている人も多いのではないでしょうか。
メリットが多いジェルボールですが、たまに白い粉が付いていることがあります。そのまま使ってもいいのか解説します。
『ジェルボール』はボールタイプの洗濯洗剤で、洗濯機にポンと入れるだけで計量なしで洗濯できる便利なアイテムです。しかし、ジェルボールに白い粉が付いていることがあります。
この粉は何なのでしょう。そのまま使っても大丈夫なのでしょうか。
ジェルボールに白い粉が付いている時の対処法を解説しているのは、『アリエール』の公式サイトです。
白い粉が付いている理由は以下の通りです。
ジェルボールには、製品どうしの付着を防ぐために生産過程で白い粉が付けられています。製品品質や製品性能には影響ございませんので、ご安心ください。
アリエール ーより引用
製品の品質に影響はないため、そのまま使っても問題ないそうです。白い粉を取ろうとして、ジェルボールを拭くとフィルムが破れることがあるため、粉は拭き取らずに使用しましょう。
ジェルボールを使ったことがなくても興味がある人もいるでしょう。どのようなメリットがあるのか紹介します。
一般的な粉末洗剤や液体洗剤の場合、必要な量を量る必要がありますが、ジェルボールは1粒をポンと入れるだけでいいので計量の手間と時間を省けます。
計量時に洗剤をこぼしたり洗濯槽に洗剤が付いたりすることもありません。
粉末や液体タイプの洗剤の場合、洗濯機をすすぎ2回に設定しますが、ジェルボールは洗浄力に優れ泡切れがいいため1回のすすぎで大丈夫です。
すすぎが1回減るだけで水の使用量を抑えて節水になり、洗濯時間も10~15分早く済み時短にもなるでしょう。
粉末や液体タイプの洗剤の場合、詰め替えの手間がかかります。詰め替えている時にこぼしたり手が汚れたりしてしまうこともあるでしょう。
ボール状のジェルボールなら、こぼすこともなく素早く詰め替えることができます。
メリットの多いジェルボールですが、デメリットもあるため事前に確認しておきましょう。
ジェルボールは1回ぶんの洗剤がまとめられているため計量の手間はかかりませんが、洗剤の使用量を調整して洗濯したい場合はデメリットとなってしまいます。
洗濯物の量が少ない時や手洗いしたい時は、粉末や液体タイプの洗剤を用意しておく必要があります。
ジェルボールの保管場所によっては、フィルムが溶けてくっ付いてまうことがあります。
高温多湿や直射日光の当たる場所を避けて、容器のフタをしっかりと閉めて保管しましょう。濡れた手で触らないように注意してください。
ジェルボールに白い粉が付いている時の原因と対処法を紹介しました。白い粉が付いていても問題ないため、いつも通りに使っても大丈夫です。
ジェルボールは洗濯の手間を省ける便利なアイテムなので、まだ使ったことのない人は、メリットとデメリットを確認して上手に取り入れてみましょう。
[文・構成/grape編集部]