梅雨空続く 大雨に警戒 猛烈な暑さになる所も 熱中症も警戒 …の画像はこちら >>
明日3日以降も梅雨前線の活動が活発になり、北陸や東北で大雨のおそれ。7月中旬にかけても梅雨空となる所が多いでしょう。梅雨末期の大雨に警戒が必要です。最高気温は、関東から九州を中心に30℃以上の真夏日で、35℃以上の猛暑日になる所も。連日厳しい暑さとなるでしょう。
3日~9日の天気
明日3日から4日は、梅雨前線が北陸から東北付近まで北上する見込みです。東北の日本海側や北陸は雨雲が発達し、雨量が多くなり、警報が出るほどの大雨となる可能性があります。北陸付近には6日頃まで活発な雨雲がかかるでしょう。連日の大雨となっており、土砂崩れなど災害の発生するリスクが高まる恐れがあります。土砂災害や河川の増水、氾濫などに警戒をしてください。一方、関東や東海は、5日頃までは晴れ間が出るでしょう。ただ、にわか雨にご注意ください。6日頃から再び梅雨空となる所が多いでしょう。近畿や九州はこの一週間、晴れる日が多くなりそうです。最高気温は、関東から九州は連日30℃以上の真夏日が多くなるでしょう。特に3日と4日は全国のアメダスの半数以上で真夏日が予想されており、3日は札幌でも30℃の予想です。また名古屋では4日に35℃の猛暑日が予想されています。東京も4日は34℃と猛暑日に迫るほどの予想です。猛烈な暑さになるでしょう。雨の日が多く、湿度が高い状態が続く見込みです。熱中症への警戒が必要です。
10日~15日の天気
10日以降、北海道や東北、北陸では晴れ間の出る日がありますが、東北から九州は曇りや雨の梅雨空が続きそうです。低気圧が発達したり、前線が停滞したりして、活発な雨雲がかかり雨量が多くなることもありそうです。まだ梅雨が続きそうですが、これからますます暑くなる時期です。この期間も関東から九州は30℃以上の真夏日が続出するでしょう。室内では適度にエアコンを活用し、さらにこまめな水分補給や塩分補給を心掛けてお過ごしください。
気になる梅雨明けは?
梅雨末期のような大雨となっている所がありますが、7月に入り、梅雨明けも気になる所です。ひと足先に梅雨明けした沖縄と奄美は、平年より10日前後も遅く梅雨入りしたものの、梅雨明けは平年よりも早くなりました。気象協会が27日に発表した梅雨明け予想によると、九州から関東甲信の梅雨明けは平年並みの7月中旬の予想です。東北と北陸は7月下旬並みになりそうです。6月下旬から、大雨になっている所がありますが、梅雨末期には梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、災害級の大雨となることもあり、過去には大きな被害が発生したこともあります。引き続き、大雨に対する備えは万全にしてください。