3日(水) 10都県に熱中症警戒アラート 九州~東海は厳しい暑さ 関東もムシムシ

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明日3日(水)は梅雨の晴れ間となる所が多いですが、気温と湿度がともに高く、厳しい暑さになるでしょう。関東から沖縄の10都府県には、熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症に厳重に警戒してください。
10都府県に熱中症警戒アラート

明日3日(水)は梅雨前線が日本海まで北上し、西日本や東日本などの広範囲に夏の空気が流れ込む見込みです。梅雨の晴れ間となる所が多い一方で、猛暑日になる所もあるでしょう。気温、湿度ともに高く、体にこたえる蒸し暑さとなりそうです。まだ梅雨の最中でも、3日は真夏だと思って行動してください。環境省からは、3日は東京都、和歌山県、徳島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の10都県に熱中症警戒アラートが発表されています。(東京都、宮崎県、鹿児島県、沖縄県以外は今年初めての発表)こまめに水分を摂り、たくさん汗をかいた後は塩分も摂るなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。また、寝る前にはコップ1杯の水を飲むなど、夜間の熱中症対策も欠かさないようにしましょう。熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも、油断は禁物です。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。
夜間の熱中症対策

夜から朝にかけても、気温があまり下がらないと、室内で熱中症が発生するリスクが高まります。夜間の熱中症を防ぐポイントは、次の2つです。① 寝る前に水分補給をしましょう。熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。② エアコンを上手に使いましょう。熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。

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