ひと晩寝かせたカレー、思わぬ注意点にゾクッ 「もうしません…」

家庭の定番メニューの1つ『カレー』。一度にたくさん作って数日かけて食べる人も多いのではないでしょうか。
「カレーはひと晩寝かせた2日目が一番おいしい」とよく耳にします。しかしカレーは傷みやすい食べ物のため、保存方法には十分気を付けなければいけません。
ウチコト 東京ガスのくらし情報メディア(@uchicoto_tg)の公式Xに掲載されている、カレーの正しい保存方法を紹介します。
カレーがあまり日持ちしないのは、『ウエルシュ菌』が潜んでいる可能性があるためです。
ウエルシュ菌は大腸内常在菌の1つで、自然界に広く分布しています。熱に強いため加熱しても死滅せず、温度が下がると急激に増殖するのが特徴です。
カレーを常温保存しているとウエルシュ菌が増殖し、食中毒の原因に。次の日も安全にカレーを食べたい場合は、粗熱を取ってから必ず冷蔵庫へ入れましょう。
#カレー を一晩寝かせるときは要注意実は腐りやすい食べ物冷蔵保存でも、1~3日ほどで食べ切るのが目安だそうですhttps://t.co/RKb2FObtRD#東京ガス #ウチコト #食中毒 #保存方法@sbfoods_jp
カレーの適切な保存方法として、冷蔵・冷凍の2つがあります。
粗熱が取れたら、1~2食ぶんずつ保存容器に移し替えて冷蔵庫に入れてください。平たく底の浅い容器であれば、均一にすばやくカレーを冷やせます。
冷蔵庫に入れたカレーは1~3日ほどで食べ切ってください。
カレーを冷凍保存すれば、腐敗を長期間防止できます。
冷凍する際はしっかりと密封することが大切です。水分が失われて変色したり香りが失われたりする可能性があります。
カレーの粗熱を取ってから冷凍保存袋に入れ、できるだけ薄く平らにしてすばやく凍らせましょう。
なおカレーを冷凍すると、ジャガイモやニンジンの食感がボソボソになってしまう場合があります。冷凍保存袋に入れた後に、ジャガイモやニンジンを指やヘラなどで押しつぶすとよいでしょう。
カレーは傷みやすい食べ物の1つで常温保存はNG。菌の増殖による食中毒を防止するために、冷蔵もしくは冷凍で保存することが大切です。
正しく保存して、カレーをおいしく安全に楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする