被害額約1億円も…“津波被害”の海水浴場が海開きへ!「厳しいと思っていたが…なんとか」【新潟】

能登半島地震による津波で海の家が押し流されるなどの被害が確認された新潟県上越市の海水浴場では7月1日、安全祈願祭が行われました。

津波で海の家などが押し流される被害があった「なおえつ海水浴場」。

被害額は1億円近くにのぼり、今シーズンの営業が懸念されていましたが…

【記者リポート】
「津波被害のあったなおえつ海水浴場に来ています。いまだ被害の爪痕は残っているものの、地震から半年が経ち、海水浴客を迎え入れる準備ができました」

浜茶屋組合や上越市などによる復旧作業の末、今シーズンの海開きのメドが立ち、1日は関係者などによる安全祈願祭が行われました。

【なおえつ浜茶屋組合 桑原尚二 組合長】
「厳しいと思っていたが、なんとか皆さんのおかげでここまで来られた。ぜひ、多くの方にお越しいただきたい」

地震の影響で、今年は2軒の浜茶屋がオープンを断念しましたが、海水浴場の利用者からは関係者に感謝の声が聞かれました。

【海水浴場の利用者】
「地元の方がなんとかこの海水浴場を守ってくれた。引き続き、楽しく使わせてもらいたい」

津波に備えて垂直避難用の避難階段を新たに設置するなど安全対策を強化しているなおえつ海水浴場。海開きは7月13日です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする