ヨーグルトの冷凍、アリ? ナシ? 企業の回答に「勘違いしてた」

ヨーグルトを買ってきたものの、気付いたら賞味期限間近になっていたという経験はありませんか。
一般的なヨーグルトの賞味期限は、未開封で1週間ほど、開封したものは冷蔵保存で3日ほどです。
賞味期限が切れるまでに食べきれなさそうな場合に、冷凍保存したいと考える人もいるでしょう。
『ブルガリアヨーグルト』でおなじみの『明治』が、ヨーグルトの冷凍保存をしてもよいのかという疑問に答えています。
『フローズンヨーグルト』があるように、ヨーグルトを広い目で見ると冷凍自体は可能です。
しかし、砂糖が入っていない『プレーンヨーグルト』に関しては、冷凍保存には向いていないそうです。
『明治』は、プレーンヨーグルトが冷凍保存に向かない理由を次のように答えています。
ヨーグルトは、冷凍保存して解凍すると分離がおこり、水分(ホエイたんぱく質)が多量に出て、ヨーグルト本来のなめらかさが失われます。
食感も悪くなり、風味が損なわれてしまいます。また、液状になる場合があります。
株式会社 明治 ーより引用
冷凍により分離してしまったヨーグルトは、しっかり混ぜても元の状態に戻りません。
滑らかな食感を楽しみたいという場合は、冷蔵保存したヨーグルトを賞味期限内に食べるようにしましょう。
冷凍保存に向かないのは、プレーンヨーグルトの場合です。
加糖のヨーグルトや糖類を加えたプレーンヨーグルトであれば、冷凍保存ができます。
ヨーグルトの冷凍方法
プレーンヨーグルトに足せるのは『砂糖』『ハチミツ』『練乳』などです。
ヨーグルトを冷凍用の保存容器に入れ、ヨーグルトの量に対し10%の糖類を入れます。
しっかり混ぜてからふたをして、冷凍庫に入れましょう。
冷凍したヨーグルトの保存期限は『約1か月』です。自然解凍してから食べるほか、削ってシャーベットにする食べ方もあります。
プレーンヨーグルトは残念ながら冷凍保存はできませんが、砂糖を加えることで冷凍保存が可能です。
普段はプレーンヨーグルトを食べているという人も、保存を兼ねて甘みのあるヨーグルトを楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

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