大迫力の「美爆音」が雨空のZOZOマリンに響き渡った。28日のオリックス戦に習志野高吹奏楽部が登場。雨を吹き飛ばす力強い演奏で千葉ロッテの選手を後押しし、試合を盛り上げた。
この日はホームタウン千葉県のために戦う日「ALL FOR CHIBA FES」と題した恒例イベントを開催。2018年から参加している同部は5回目の登場で、3年の松元真紀部長(17)は「ロッテの応援曲を頑張って練習してきた。大勢のファンに迫力の演奏を味わってもらえたらうれしい」と意気込み。大粒の雨に負けず、試合前のグラウンドで総勢約190人が全力で音色を響かせ、球場を沸かせた。
試合中は右翼スタンドに陣取り、オリジナル曲「レッツゴー習志野」や同校出身の池田来翔が在学時に応援曲にしていた「エルクンバンチェロ」などを息ぴったりに奏で、ロッテファンと共に熱いエールを選手たちに送った。