副業に興味がある新卒の割合は?

アン・コンサルティングは、昨年に続き「2024年度入社の新卒社員」に焦点を置いたHRに関する調査「HR白書 2024 vol2~新卒編~」を2024年6月25日に公開。調査は、2024年4月11日、2024年度入社の新卒社員500人を対象にインターネットにて実施したもの。

副業について尋ねたところ、「興味がある」(24.8%)、「やや興味がある」(31.0%)と、計55.8%が興味を持っていることが判明。現在副業を行っている割合は2.8%だった。

副業を行っている(興味がある)理由に対し、「初任給では生活が苦しいから」(49.3%)が最も多く、次いで「暇な時間を有効活用したいから」(36.2%)、「本業以外でもスキルをつけたいから」(34.8%)と続いた。

フリーランスという働き方に対し、約7割が興味関心がない一方で、「興味がある」(10.2%)、「やや興味がある」(18.8%)と、約3割が興味を示した。

理想の働き方を尋ねると、「ほぼ出社」(51.0%)、「やや出社頻度が多い」(18.8%)と、約7割が出社を希望していることが判明。その理由に対し、トップの「コミュニケーションが取りやすそうだから」(46.4%)に次いで、「相談しやすそうだから」(36.4%)と続き、実際に顔を合わせることで気軽に相談できる環境を求めている傾向がみられた。

一方、リモートワークを多く希望した理由をみると、1位「余計なストレスがなさそうだから」(52.4%)、2位「プライベートとの両立ができそうだから」(46.0%)、3位「通勤時間の有効活用ができそうだから」(42.9%)との結果に。

会社での歓迎会や飲み会について、参加したいアクティビティは、トップの「歓迎会」(57.4%)に次いで、「飲み会」(47.4%)、「ランチ会」(42.4%)と続いた。4割以上が「参加したい」と考えており、「参加したくない」を上回る傾向がみられた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする