拉致問題に関する国連のシンポジウムが6月27日夜、オンライン形式で開かれ、林官房長官は「問題解決には国際社会との緊密な連携が不可欠」と参加各国に理解を求めました。
一方、拉致被害者横田めぐみさんの弟で家族会代表の拓也さんは。
【拉致被害者家族会 横田拓也 代表】
「私は声を大にして言います。『北朝鮮よ、姉・横田めぐみを返せ。全拉致被害者を速やかに解放せよ』拉致問題の解決なくして両国に明るい未来は訪れない」
また、「拉致問題が解決しないかぎり、北朝鮮への制裁を緩めることがないよう結束してほしい」と訴えました。
一方、北朝鮮が6月、ロシアと互いの軍事支援を明記した条約を締結したことについては「それを押しのけるような国際的枠組みをつくり、人権問題を訴え続けるしかない」と述べました。