副業を行う理由、「自由に使えるお金を増やしたい」が過去最多をマーク 物価高騰が影響か

パーソルイノベーションは6月26日、「副業」に関する調査結果を発表した。調査は5月1日~5日、全国の企業に勤める20~40歳代の会社員668人を対象にインターネットで行われた。

直近半年における副業経験を聞いたところ、2024年5月は38.3%。前回2月(42.3%)から減少したものの、前年同月(35.6%)と比べると増加している。また、副業意向の推移を男女年代別で見てみると、男女ともに20代の副業意向は前年同月比で減少している一方で、男女ともに30代~40代は微増となった。

続いて、副業を行う理由を尋ねたところ、「自由に使えるお金を増やしたい」が44.4%と、2022年5月の調査開始から過去最多をマーク。近年では、物価高騰も社会的な背景としてあり、副業経験者の経済環境へ影響しているよう。

副業で得た月あたりの平均収入については、引き続き「5万円未満」が最多の26.1%。2022年5月からの推移をみると、平均副業月収が「30万円以上」の層(30万円以上~100万円以上の回答者合算)が大きく減少しており、今回の調査では過去最低となる12.9%をマークした。

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