0から1を生み出す発明はもちろん偉大だが、1+1を10にも100にも高める発明・アイデアも非常に重要である。
以前X上では、都内コンビニ店頭で発見された「素晴らしすぎるオマケ」に、称賛の声が上がっていたのをご存知だろうか。
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注目を集めたのは、Xユーザー・ぎりょカスさんが投稿した1件のポスト。
こちらの投稿には「今日川近くのコンビニで見かけたコレ。どこでもザリガニ釣りセットじゃん。こんな販売スタイルが存在するのか…」と意味深な文章が綴られている。
「どこでもザリガニ釣りセット」とは一体…？ と思わず首を傾げてしまったが、ポストに添えられたコンビニ店内の写真を見て即座に納得。
コンビニ商品に付いた1本の割り箸、単なるゴミと思いきや… 有…の画像はこちら >>
そこにはイカの燻製おつまみに、糸の巻きついた割り箸がセットで販売されている光景が収められていたのだ。
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ザリガニ釣り用の餌として、人間からもザリガニからも高い人気を博しているイカの燻製。こちらで商品を買えば、封を開けるだけですぐザリガニ釣りが楽しめるというワケだ。
なんとも実用的なオマケは瞬く間に話題となり、件のポストは投稿から数日足らずで1万件以上ものリポストを記録するほど。
他のXユーザーからは「ナイスアイデアで、斬新すぎる」「正しい付加価値のつけかた。素晴らしい」「店に聞いたらオススメの釣り場も教えてくれそう」「ザリガニ釣りの楽しさを200円そこそこで買えるなら、破格にも程がある」など、称賛の声が多数寄せられていた。
ポスト投稿主・ぎりょカスさんは都内のNewDays店舗でこちらの商品を発見したそうで、じつは店舗の「立地条件」にも注目が集まっているのだ…。
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今日川近くのコンビニで見かけたコレ。どこでもザリガニ釣りセットじゃん。こんな販売スタイルが存在するのか… pic.twitter.com/Ku1LMLqV4Q
ぎりょカス (@giryooo) June 10, 2024
ぎりょカスさんに話を聞いたところ、今回のおつまみは東京江戸川区の「NewDays 葛西臨海公園」にて発見したものと判明。
発見時の様子について、ぎりょカスさんは「私自身は純粋に酒とつまみを眺めながらフラフラしているだけだったのですが、初めて見る販売方式に思わず写真を撮ってしまいました」「店舗さんが独自で実施している販売方法だとしたら、なかなかにクレバーな発想ですよね」と、感心した様子で振り返っていた。
表参道や六本木のコンビニでこちらのオマケをつけても迷惑がられるのがオチだが、自然豊かな葛西臨海公園を訪れた客のニーズを汲みとった、素晴らしいチョイスである。
ぎりょカスさんは「いま思えばですが、ザリガニでなく、磯にいるカニ釣り用な気もしてきました（笑）」ともコメントしていたのだった。
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話題のオマケの詳細について、NewDaysを運営する「株式会社JR東日本クロスステーション」に取材を打診したが、残念ながら「諸般の事情から見送りたい」とのことであった。
なお「釣りドル」として人気を博す石崎理絵も、過去に同店で同様の販売方式を発見した模様。
2022年7月4日のポストには売り場の写真が添えられており、カニのイラストや「かにつりセット」と書かれたかわいらしいPOPが確認できたのだった。
今年もよく似た光景が見られたということは、来店客からの評判も上々なのだろう。
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秋山はじめ：1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X（旧・ツイッター）を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉（浦和）や、蒲田などのローカルネタにも精通。