「舌磨きは1日に…」 企業の解説に「やりすぎだった

口臭予防に効果的だといわれている『舌磨き』。とはいえ舌磨きに関する正しい知識は、まだあまり知られていません。
1日のうち、いつどのタイミングで何回お手入れすると効果的なのか、口腔ケアアイテムのメーカーであるLION(ライオン)の『製品Q&A』に書かれている内容を紹介します。
舌磨きをする回数について、ライオンの製品Q&Aサイトでは以下のように回答しています。
1日に何度も舌をこすると舌の粘膜を傷つけてしまうこともあるので、1日1回を目安に、舌の汚れが気になるときに行いましょう。
ライオン ーより引用
口臭の原因はさまざまで、その1つが舌の汚れです。歯の汚れをきれいにしていても、舌の汚れは見逃していた…という人も多いのではないでしょうか。定期的に舌の汚れを取り除くことで、嫌なニオイを軽減できるでしょう。
舌磨きの方法はいたってシンプル。普段使っている歯ブラシもしくは舌磨き専用のブラシを用意し、舌の奥から先端に向けて優しく動かすだけです。
鏡の前で舌を突き出すようにして軽くこすれば、スムースに汚れをかき出せます。
舌の表面には味を感じる細胞が集まっていて、非常に繊細な作りです。1日に何度もお手入れしたり歯磨き用のブラシで力任せにこすったりすると、舌を傷付けてしまう恐れがあるため注意してください。
舌磨きは汚れが溜まっているタイミングを狙って行いましょう。
朝は舌苔(舌の表面に付着した汚れ)の量が多いので、朝行うのがおすすめです。
ライオン ーより引用
朝起きた時に口臭が気になりやすい原因の1つとして、寝ている間に溜まった舌の汚れが挙げられます。朝歯磨きするタイミングで舌磨きをして速やかに汚れを取り除けば、さわやかな気持ちで1日のスタートを切れるでしょう。
舌苔が溜まりすぎていると1回では落とし切れないことがあります。一度に落とそうとすると舌を傷付けかねないので、無理は禁物です。毎日お手入れを続けることで少しずつ汚れが落ちやすくなるので、継続的なケアを意識しましょう。
口臭予防に効果的な舌磨きは、朝のタイミングで1日1回実践するのがおすすめです。
「オエッとなってしまうから嫌だ…」という場合は、舌をできるだけ前に出せば軽減できます。家族みんなで舌のお手入れをして、口腔内を清潔に保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]

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