戦艦「ニュージャージー」30年ぶりの故郷でメンテを終え帰還! 停泊地に戻り“博物艦”の仕事に復帰へ

一般公開は7月初旬を予定。
アメリカの「戦艦ニュージャージー博物館(ホーム・ポート・アライアンス)」は2024年6月20日、メンテナンスのためにフィラデルフィア海軍工廠の乾ドック入りをしていた、元アメリカ海軍の戦艦「ニュージャージー」が展示場所であるデラウェア川沿いのカムデンにある停泊地に帰還したと発表しました。
戦艦「ニュージャージー」30年ぶりの故郷でメンテを終え帰還!…の画像はこちら >>タグボートに曳かれ帰路につく戦艦「ニュージャージー」(画像:戦艦ニュージャージー博物館)。
アイオワ級戦艦の2番艦「ニュージャージー」は 2000年1月にホーム・ポート・アライアンスに寄贈され、2001年10月から博物館として一般公開されていますが、3月21日、約30年ぶりの大型メンテナンスのために約25年ぶりに停泊地を離れ、同艦が建造されたフィラデルフィア海軍工廠に向かいました。
ドック入り後は、艦全体の点検・整備のほか、色の塗り替えも行われました。また、整備中には予約制の乾ドックツアーを実施し、貴重な船底やスクリューなどを披露。修理・点検終了後、「ニュージャージー」は、フィラデルフィア海軍工廠をタグボートに曳航されならが、6月14日に出港しました。また、停泊地到着後には帰還式典も行われました。
色も塗り替えられ、新造艦のような雰囲気となった戦艦に関して最高責任者のマーシャル スペヴァク氏は「彼女は80年代後半に現役を退いて以来、最高の状態にあるので、ようやくカムデンに帰ることができて本当に誇りに思っています」とメディアに語りました。
なお、戦艦「ニュージャージー」一般公開の再開は7月初旬を予定しているとのことです。

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