「定額減税」正しく認識している割合は?

エファタが運営するオウンドメディア「ZEIMO」では、政府の実施する定額減税についてのアンケート調査の結果を2024年6月21日に発表した。調査は、2024年6月14日~17日の期間、全国の男女1,000人を対象にインターネットにて実施したもの。

定額減税とはどんな制度かといくつかの設問を用意して尋ねたところ、「税金が累計4万円減額される制度」と正しく認識しているのが、約5割との結果に。一方、「毎月4万円支給される制度」「一度だけ4万円が支給される制度」を選択した人が約2割だったことから、給付金制度と混同している傾向がみられた。

続いて、定額減税ではどの税金が減税の対象になるかとの設問に対し、正答の「所得税と住民税の減税」を選択した人は約4割にとどまる結果だった。

同社によると、定額減税では、もともとの所得税額、住民税額が減税額より低い、つまり定額減税で引ききれない場合は差額を1万円単位で切り上げる形で給付金(調整給付)が支給されるという。

しかし、定額減税で引ききれないときはどうなるかと尋ねたところ、4割が「わからない」と回答し、「差額に近い金額が1万円単位で支給される」と正しく選択した人は約2割だった。

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