刺身や煮付け、焼き魚など、さまざまな料理に活用できる、魚の切り身。
骨や内臓の下処理がされているので、調理の手間が掛からず便利ですよね。
しかし、魚の切り身は、空気に触れ鮮度が落ちると、生臭くなってしまいます。
この場合、あなたはどのように対処していますか。
魚の切り身が生臭い時、調理前に水で洗う人は多いかもしれませんが、実は洗わないほうがよいとされています
味の素株式会社(以下、味の素)のウェブサイトでは、魚の切り身を洗わないほうがいい理由について、以下のように説明しています。
魚の切り身は基本的に洗わずに調理しましょう。切り身を水洗いすると、うま味が出てしまい、身がくずれてしまう原因になります。くさみが気になる場合は塩をふってしばらくおき、出た水分を拭き取るようにすると、くさみが軽減します。
味の素株式会社 ーより引用
魚の切り身を洗ってしまうと、魚に含まれるうま味成分も一緒に逃げてしまうほか、身が崩れやすくなるといいます。
対処法としては、魚の切り身に塩をふって、しばらく置き、表面に出てきた水分を清潔なキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
ただし、丸ごと一尾の状態で売られている魚の場合は、細菌が付いている可能性があるので、調理前に水で洗い流してください。
生臭さが強いとせっかくの料理もおいしく食べられませんよね。
魚の切り身を調理する際は、味の素が教える方法を試してみてください。
[文・構成/grape編集部]