ミカンの白い筋は「食べたほうがいい」って本当? 管理栄養士の見解がこちら

ミカンを食べる時、白い筋を取り除いてしまう人も多いのではないでしょうか。実は、ミカンの白い筋には美容に嬉しい効果が隠れています。
管理栄養士のほたる(hotaru_eiyou)さんが、Instagramでミカンの白い筋に含まれている栄養素を紹介しています。
ミカンの白い筋には、『食物繊維』と『ヘスペリジン』という栄養素がたくさん含まれています。
『ヘスペリジン』は、抗酸化作用を持つポリフェノールの1つです。
食物繊維や中性脂肪の分解を助けるとされ、ダイエットにも効果が期待できる栄養素として注目されています。
ミカンには、美容に役立つさまざまな栄養素が含まれています。肌にいいとされている主な栄養素は、以下の4つです。
・β(ベータ)クリプトキサンチン・ビタミンC・ペクチン(水溶性食物繊維)・ヘスペリジン(ビタミンP)
βクリプトキサンチンは、肌のヒアルロン酸の量を増やす働きがあるといわれています。
また、ペクチンは食物繊維なので腸内環境を整え、便秘の改善が期待できます。
白い筋に多く含まれるヘスペリジンはビタミンCの消耗を抑えてくれるので、効率的にビタミンCを摂取できるそうです。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促し、美しい素肌を保つための重要な栄養素です。
しかし、摂りすぎは食欲不振を引き起こし、かえって肌トラブルの原因になることもあるのだそう。
ミカンを食べる量は、1日あたり2~3個を目安にしましょう。
ほたるさんの投稿には「白いのも食べたほうがいいんですね。知りませんでした」「次から筋を取らずに食べてみます!」といったコメントが寄せられました。
ミカンの白い筋も食べて、美容と健康にいい栄養を取り入れていきましょう。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
管理栄養士ほたるキレイなお肌を作る栄養学(@hotaru_eiyou)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]

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