本州付近は不快な蒸し暑さが続く 梅雨明けした沖縄は真夏の厳しい暑さに 熱中症警戒

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明日21日(金)以降、九州から東北にかけては蒸し暑く感じる日が多いでしょう。梅雨明けした沖縄では、真夏の体にこたえる暑さが続きます。各地で熱中症に警戒が必要です。
本州付近は蒸し暑さが続く 沖縄は真夏の厳しい暑さに

明日21日(金)以降は、梅雨前線が本州付近に停滞する見込みです。西日本では雨の降る日が多いですが、最高気温は30℃前後。湿気がかなり多く、体にこたえる蒸し暑さが続くでしょう。夜間も気温が下がりにくく、福岡では23日(日)の最低気温が25℃予想。25℃を下回らず、熱帯夜となる可能性があります。東日本や東北は晴れ間の広がる日もありますが、梅雨前線周辺の湿った空気が流れ込みやすい状態は続きます。東日本や東北でも、蒸し暑く感じる日が多いでしょう。今日20日(木)に梅雨明けの発表があった沖縄は、晴れて厳しい暑さが続きそうです。明日21日(金)は、1年で最も昼の時間が長くなる「夏至」。夏至の前後は日差しがかなり強く、気温が高い時間も長くなります。熱中症によりいっそうの警戒が必要です。
向こう1か月も高温傾向が続く

今日20日(木)、気象庁が発表した1か月予報によると、向こう1か月は全国的に気温が平年より高い見込みです。気温が高いことに加えて、この先は湿度も高くなります。汗が乾きにくく、体の中に熱がこもりやすくなりそうです。
熱中症を引き起こす条件

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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