プロ野球NPBイースタンリーグのオイシックス新潟アルビレックスBCは6月20日、中日ドラゴンズなどで活躍した笠原祥太郎投手の入団会見を開きました。笠原投手は「新潟の野球を盛り上げたい」と意気込みました。
20日、新潟市中央区で開かれた会見に姿を見せたのは、新潟市秋葉区出身の笠原祥太郎投手です。
【笠原祥太郎 投手】
「入団させていただけること、地元でもあるので本当にうれしく思います」
2016年にドラフト4位で中日に入団し、NPBで通算56試合に登板。11勝を挙げ、侍ジャパンに選ばれたほか、開幕投手も務めました。
今シーズンは台湾プロ野球の台鋼ホークスに入団しましたが、6月、自由契約になっていました。
【笠原祥太郎 投手】
「退団という形になった際にすぐにお話をいただいた。僕自身もどうしようか悩んでいた時期にお話をいただけて、地元でいつかやりたいという気持ちもあったので、すぐ返事させていただいた」
球団側も去年の秋から笠原投手をリストアップしていたことを明らかに。
【橋上秀樹 監督】
「台湾に行く前から、できれば新潟でやってもらいたいなというのはずっとあった」
相思相愛の関係が実って、地元・新潟に戻ってきた笠原投手。橋上監督も即戦力として期待を寄せています。
【橋上秀樹 監督】
「NPBに復帰するために、やはりそのエネルギーを各球団にアピールするという投球内容を期待する」
そして、笠原投手のオイシックス初登板について、6月22日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦と明言。
【笠原祥太郎 投手】
「投げている姿を新潟の方々に見てもらえるように、しっかり投げたいと思う。地元で野球をして、新潟の野球を盛り上げるというのも僕の中での目標ではあるので、そこも一生懸命やっていきたい」
地元での活躍を誓った笠原投手のピッチングに期待が高まります。