直接水を当てなくても… ブルーレットの仕組みに「今年一番の衝撃」

トイレの手洗いタンクに置くだけで洗浄効果を発揮する『ブルーレット』シリーズ。
トイレの構造によっては水が当たらず、「効果がないのでは」「うちのトイレでは使えない」と使用を諦めている人もいるかもしれません。
水がなければ『ブルーレット』は使えないのでしょうか。小林製薬のサイトより確認してみましょう。
小林製薬のロングセラー商品『ブルーレット』。トイレをきれいにキープする力が強く、掃除も楽になるため、幅広い世代に愛用されています。
基本的にはタンクの穴に差し込むようにして置き、手洗いパイプから出る水をかけて使うというイメージがあるでしょう。水をかけることで中の薬剤をタンク内に押し出しているような印象を受けます。
しかし、トイレの構造によってはブルーレットを置く位置に水がかからないこともあります。その場合「薬剤が出ずにブルーレットの効果がないのでは」「うちのトイレでは使えなさそう」と感じる人も多いはず。
そんな疑問に対し、製造・販売元の小林製薬が公式サイトで回答していました。
基本的に薬液は定期的に下容器から出る仕組みになっておりますので、水が当たらなくても問題なくご使用いただけます。
小林製薬 ーより引用
小林製薬の回答によると、「容器の構造により、水が当たらなくてもブルーレットの効果はある」ということになりますが、これはどのような仕組みになっているのでしょうか。
ブルーレットは上の容器と下の容器に分かれており、脚のようなパーツが付いた下容器部分をタンクの穴に入れて使います。
上容器には液体が入っており、セットすると脚のパーツを伝ってタンク内に薬液が落ちていくそうです。
この脚のパーツに水が当たるとタンク内に落ちた薬液が流れ、洗浄効果を発揮する仕組みなのだそう。
つまり、『タンクの手洗いパイプから出る水が当たらなくても、タンクの内部で流れる水が脚のパーツに当たれば洗浄効果が発揮できる』『容器の見える部分に直接水を当てる必要はない』ということですね。
シンプルに見えるブルーレットですが、その実、小林製薬によって考え抜かれた構造だったようです。ロングセラーの理由が分かるような気がします。
これなら水洗トイレのほとんどでブルーレットが使えるでしょう。今まで「水が当たらないから使えない」とあきらめていた人は、これから心配せずに使えそうです。
ブルーレットには多くのシリーズがあり、香りのよいもの、洗浄効果が高いもの、除菌効果がしっかりしているものなどさまざまなタイプから用途に合わせて選べます。トイレ掃除をもっと楽にしたい、きれいを手軽にキープしたいという人は、ぜひぴったりのものを探してみてください。
[文・構成/grape編集部]

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