107歳で亡くなった美術家 篠田桃紅の作品展「にじみ」や「かすれ」“見る人によって感じ取り方は百通りにも”

墨に託した107年…独特な抽象作品が目を引きます。墨で力強く描かれ、「にじみ」や「かすれ」が味わい深い作品。名古屋市千種区の古川美術館で、3年前に107歳で亡くなった美術家、篠田桃紅(しのだ とうこう)の作品展が開かれています。
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銀箔と墨で濃淡をつけ、日本的な優美さを感じさせる作品や、篠田桃紅が晩年104歳の時に描いた作品など、約60点が飾られています。(古川美術館 学芸員 小栁津綾子さん)「見る人によって感じ取り方が、百通りでも何百通りでもあるというのが魅力なので、間近で味わっていただきたい」この展覧会は、7月28日まで、分館の「爲三郎記念館」と同時開催されています。
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