衣類の型くずれなどを防いでくれるのに便利な洗濯ネット。サイズや目の粗さなどさまざまな種類があります。
それらをどのような基準で使っていますか。もしかしたら、「なんでも洗濯ネットに入れたほうがいい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
洗濯ネットの上手な使い方を教えてくれるのは、ライオンが運営する公式Instagram『Lidea』(lidea_lion)の投稿です。
洗濯ネットの使い分けが気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
洗濯ネットを上手に使えば、汚れ落ちもアップするとのこと。洗濯ネットの上手な使い方のポイントを4つ紹介しています。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ライオン Lidea – リティア(@lidea_lion)がシェアした投稿
洗濯ネットは衣類を守ってくれますが、そのぶんどうしても洗浄力が下がります。そのため、なんでも洗濯ネットに入れるのではなく、必要な衣類にだけ使用しましょう。
洗濯ネットに入れたほうがよい衣類の例として以下のものがあげられています。
・洗濯表示に『洗濯ネット使用』と記載のある衣類・ブラジャーなど飾りやホックの付いた衣類・ストッキングなど伝線しやすい衣類・ニットやワイシャツなど型くずれやシワを防ぎたい衣類
洗濯ネットに複数の衣類を入れてしまうと、衣類同士が重なり汚れ落ちが低下してしまうとのこと。
洗濯ネットに余白があるともっと入れたくなってしまいますが、せっかく洗濯したのに汚れが落ちていなければ困ります。1枚の洗濯ネットに1枚の衣類、と覚えておきしょう。
洗濯ネットが大きすぎると衣類がかたよってしまいます。衣類のかたよりは汚れ落ちの低下やシワの原因になってしまうので、洗濯ネットのサイズにも気を付けるようにしましょう。
洗濯ネットに入れる時のコツは、洗濯ネットの大きさに合わせて衣類をたたんで入れること。例えばワイシャツなら30×33㎝がおすすめだそうです。
洗濯ネットの目の粗さは気にして使っていますか。目の粗いネットのほうが洗剤液をよく通し汚れ落ちも上がるそうですが、衣類により向き不向きがあります。
『目の粗いネット』は毛羽や糸くずが付いても気にならない衣類に向いており、白や淡白な色合いの衣類に適しています。
『目の細かいネット』は毛羽や糸くずが付くと気になる、濃い色の衣類に適しています。また、ストッキングやタイツなどの伝線しやすいものにも目の細かい洗濯ネットがおすすめです。
洗濯ネットはサイズだけではなく、目の粗さも気にして選ぶことが大切なのですね。
今までなんとなく洗濯ネットを使っていたという人は、使い方を少し気にするだけで洗濯の仕上がりが変わるかもしれません。洗濯ネットを上手に使って、毎日の洗濯を快適にしていきましょう。
[文・構成/grape編集部]