タンスの引き出し、動きが悪いなら? 誰でも実践できる対処法をニトリが解説

衣類収納に便利なタンス。木製のタンスは調湿効果が期待でき、日本の風土に合った収納家具です。
しかしタンスを使用する中でたびたび発生するのが、「引き出しが開閉しにくい」というトラブル。なぜこのような問題が発生するのか、解決方法はあるのか、家具販売店であるニトリの公式FAQより紹介します。
「タンスをスムースに開閉できない」といったトラブルが起こりやすいのは、主に木製のタンスです。特に引き出しの内側左右にレールが付いていないタイプは注意が必要です。
レールが付いていない引き出しの場合
梅雨など湿気が多い時期に木が膨らみ、きつくなることがあります。
ニトリ公式 ーより引用
水分を吸収した木材は普段よりも膨らみます。タンスを設置している部屋の湿度が高いと、木材の膨張によって引き出しを開け閉めしにくくなりやすいでしょう。
湿気によって引き出しが動きにくくなってしまった場合は、以下の方法を試してみましょう。
湿気によってタンスの引き出しが開閉しにくければ、湿気を取り除くのが効果的です。風通しのよい日陰にタンスや引き出しを置いて、湿気を逃がしましょう。
晴れた日に窓を開けて換気するとともに、引き出しを開けて乾いた空気を送り込むのも効果的です。
特に機密性が高い家の場合は、タンスの中に湿気がたまりやすくなってしまいます。
壁から少し離してタンスを設置すると通気性がよくなり、湿気による膨張を予防できるでしょう。
引き出しとタンス本体がすれ合う部分に、ロウを塗ってみるのもおすすめです。サンドペーパーで磨くことでも滑りがよくなります。
梅雨から夏にかけて湿度が上昇しやすい季節は、特にタンスの膨張に注意が必要です。タンスに使われている木材の特性を把握し、上手に対策してみてください。
[文・構成/grape編集部]

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