『虎に翼』滝藤賢一“多岐川”の滝行シーン、本編に関係ないと思いきや… “ある事実”に「さすがです!」の声

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伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、滝藤賢一演じる多岐川幸四郎の初登場時に話題になった「滝行」について、Xでは“ある事実”が指摘され、驚きの声があがっている。

多岐川は、司法省に職員として採用された寅子(伊藤)が異動した「家庭裁判所設立準備室」での寅子の上司。「愛」が口癖で、とくに青少年問題について熱心に取り組み、家族の反対を押し切って結婚した汐見(平埜生成)と、香子と名を変えた香淑(ハ・ヨンス)を見守るなど、情に厚い人物だ。
その一方で、職場でスルメを焼いて酒を飲もうとしたり、会議中に居眠りをしたり、すき間風を寒がる寅子たちに謎の体操“ピンピン体操”をさせたりと、かなり変わった人物でもある。

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中でも、多岐川が初登場した際の滝行のシーンでは、白いハチマキにふんどし姿で、一心に滝に打たれる姿が視聴者にインパクトを与えて話題となった。
エキセントリックなキャラクターは、まるで漫画やアニメの登場人物のようだが、立正大学法学部教授の丸山泰弘氏は、Xで「滝藤さん演じる家庭裁判所の父・多岐川のモデルとなった宇田川潤四郎さんのご家族の方にうかがったお話によると、本当にことあるごとに滝に打たれに行っていたとのことです!」とポスト。
「さすがです! 宇田川さんも、それを調べたスタッフも、滝に打たれるシーンを撮った滝藤さんも! つまり愛だ」と称賛した。

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多岐川のモデルといわれているのは、「家庭裁判所の父」と呼ばれた最高裁初代家庭局長の宇田川潤四郎さん。終戦後、満州から引き揚げてきた際に戦争孤児の多さに心を痛め、『虎に翼』の中で寅子の弟・直明(三山凌輝)が取り組んでいる、青少年の非行防止やケアをするボランティア活動「BBS運動」の組織設立に携わったり、少年保護施設を設立するなどの活動に取り組んだ。
その功績などとともに、劇中の多岐川と同じく、オーバーアクションの陽気な人物だったとも伝えられており、多岐川のキャラクターも、モデルの実像に沿ったもののようだ。

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滝行が“事実”だったことに、ドラマファンからは「滝行、トンチキ演出なのかと思ってたら史実とは!」「滝行史実だったのか! すごい!」「最初の滝行はなんだったんだ? ギャグ? と思ったら、実話だったのか!」と驚きの声が。
さらに「大吉先生が滝だから? それとも滝藤さんのムキムキを見せたかったから? どうして滝行? っておっしゃってたけどそういうことだったのね!」「滝藤さんが多岐川さんでモデルが宇田川さんで滝にうたれる…なんかいろいろ情報量が多い」「滝ってことあるごとに打たれにいけるものなの!?」といったコメントも見受けられた。
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多岐川、衝撃の初登場シーン!
実際の滝で撮影がおこなわれましたすごい迫力ですよね…!
ぜひ本編でチェックしてください!
第52回を見るhttps://t.co/rkh18STvR5#朝ドラ #滝藤賢一 pic.twitter.com/PSbyTR6Elf
朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) June 11, 2024

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