95歳・ドクター中松氏、都知事選出馬 当選すれば4年の任期中に100歳も「私は能力が優れているので大丈夫」

発明家のドクター中松氏(95)が13日、都庁で会見し、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明した。
26日には96歳の誕生日を迎える。当選すれば4年の任期中に100歳を迎えることになるが「それもあって、96歳で出ることにした」と出馬理由の一つだったことを告白した。さらに「私は人間の寿命について研究し、144歳が寿命と考えている。私は能力が優れているので、100歳超えても大丈夫」と自信。「物価高、貧困を解決できるのは私だけ。金儲けしているプロ政治家から脱却するときが来た」と気勢を上げた。
選挙戦については「発明選挙をやります」と予告。「具体的に何をやるのかヒント下さい…」と食い下がる記者には「誰も考えたことのない見たことのない選挙です」と語るにとどめた。
都知事選7回、衆院選3回、参院選6回に立候補し、いずれも落選。14年の都知事選、同年の衆院選以来10年ぶり17度目の選挙となる。ちなみに過去の知事では、岐阜県の武藤嘉門知事が1958年退任時に88歳だったのが最高齢。東京では鈴木俊一知事の84歳が最年長記録となっている。(樋口 智城)

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