洗面所の床が滑りやすい理由に「納得」 ふだんの『あの行為』で知らぬ間に…

洗面所の床が滑りやすくなっていて「足を滑らせそうになった」という経験をしたことはありませんか。もしかしたら、ヘアスプレーが原因かもしれません。
くらしのマーケット(curama.jp)の公式Instagramでは、滑りやすい洗面所の対処法を紹介しています。自宅の床が滑りやすいと感じている人は、ぜひチェックしてください。
洗面所の周りが滑りやすい場合、考えられる原因の1つが『シリコーン』です。
シリコーンは、ヘアスプレーの成分として髪の毛をコーティングし、艶を与える役割を果たします。しかし、同時に『はっ水性』や『滑り性』も高いのが特長です。
ヘアスプレーを使った時にシリコーンが床に落ちて付着すると、その部分が滑りやすくなります。特に、タイルやフローリングなどの硬く平滑な床面では、足を滑らせる危険性があるので注意しましょう。
また、シリコーンは水に溶けにくいので、一度床に付着すると簡単には拭き取れません。時間がたつにつれ、シリコーンの蓄積で床の滑りがひどくなる可能性もあります。
洗面所の床の滑りを防ぐには、具体的に4つの方法があります。それぞれ見ていきましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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床のシリコーンを除去するには、中性洗剤や住居用洗剤を使うのが効果的です。一度で床の滑りが取れない場合は、以下の方法を繰り返し行ってください。
・滑りやすい床に洗剤を付けて拭く
・水拭きをして洗剤を取り除く
・最後に乾拭きをして完了
拭き残しがあると、かえって滑りの原因になるので注意が必要です。掃除した後も、定期的に手のひらや足の裏で床が滑らないか確認しましょう。
滑り止めマットは簡単に設置できて効果的な滑り防止対策の1つです。
床にシリコーンが落ちないように、大きめの滑り止めマットを敷きますしょう。滑り止めマットを選ぶ時は、素材や大きさや厚みなどを考慮し、設置場所に適したものを選ぶことがポイントです。
滑り止めが付いたスリッパを使うのも、滑り防止に効果的です。合成ゴムなどの滑りにくい素材で、凹凸のある形状のものがおすすめです。
根本的な解決策として、床材を滑りにくいものに張り替える方法があります。表面がザラザラした凹凸がある床材を選びましょう。
床の滑りは、家の中でケガをしてしまうリスクが高まります。日頃から床が滑らないように対策することで、快適な生活空間を保つことができるでしょう。
[文・構成/grape編集部]

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