学校給食充実へ!“給食甲子園”優勝校を視察 SDGs配慮・地元食材活用の給食は「ものすごくおいしい」

6月は農林水産省が定める「食育月間」です。これに合わせ6月13日、新潟県の教育長などが学校給食の献立の工夫点などを競う「給食甲子園」で去年優勝した妙高市の小学校を視察しました。

13日、妙高市の新井中央小学校を視察したのは、県の佐野哲朗教育長などです。

農林水産省は今年から6月を「食育月間」に定めていて、今回の視察はこれに合わせ、学校給食の充実や食育の推進を図ろうと実施されました。

実は新井中央小学校は…

【県教育委員会 佐野哲朗 教育長】
「給食甲子園で優勝したのが一つのきっかけで、ぜひこちらに来て、その給食をまず食べてみたい」

去年12月に開かれた学校給食の献立の工夫点などを競う「全国学校給食甲子園」で栄養教諭や調理員が考案した献立が日本一に。

普段は廃棄される野菜の茎や葉を使用し、SDGsに配慮した点や地元食材をふんだんに使った点が評価されました。

また、新井中央小学校では校内に調理室を設ける自校方式をとり、毎日作りたての給食を提供していて、児童たちもそんな学校の給食に大満足のようです。

【児童】
「ものすごくおいしい」

【児童】
「みんなと食べられて楽しい気持ち」

この日も、児童たちが地元妙高市産のコメやタケノコを使った給食をおいしそうに口にしていました。

今回の視察は県内のほかの学校の給食の参考にもなったようです。

【県教育委員会 佐野哲朗 教育長】
「コメがすごくおいしいと思った。給食の提供の仕方や食育のやり方は参考にさせていただいて、いいところは取り入れていきたい」

県教育委員会は今後も県内の学校を視察し、給食の充実を図っていく考えです。

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