『洗濯の必要がないバスマット』として人気の珪藻土バスマット。お風呂上がりの水滴を吸収してすぐに乾いてくれるため、バスマットの定番商品として人気があります。
しかし、長く使っていると汚れが気になってくることも。そんな珪藻土バスマットのお手入れに、使ってはいけないものがあることをご存じでしょうか。
教えてくれるのは、暮らしに関わるサービスを頼める『くらしのマーケット』の公式Instagram(curama.jp)です。
珪藻土バスマットは自然素材の植物プランクトンや化石の珪藻からできています。極小の穴を持つのが特長で、水分を瞬間的に吸い込み、すぐに放出する力を持っています。
足裏に付いた水分を素早く吸収し、特別なお手入れが必要のない珪藻土バスマットは、タオル素材のバスマットのように毎日洗う必要はなく、基本的に乾かすだけでOKです。
使っているうちに汚れが気になる場合があるでしょう。その際、お手入れで使用してはいけないのが洗剤です。
「洗うためのものなのに?」と思うかもしれませんが、食器用洗剤やせっけんで洗うと、洗剤の成分が珪藻土の小さな穴に入り詰まってしまい、吸水効果が落ちてしまうのです。
意外な方法ですが珪藻土バスマットは『塩素系』の漂白剤で洗うのが正解とのこと。泡タイプ、液体タイプどちらでもOKです。泡ハイターの場合は汚れに直接吹き付けて4~5分放置します。
液体ハイターの場合はきれいな布に液体ハイターを付けて、2~3分ほど軽く叩いてください。どちらの場合も、最後に水で十分に洗い流します。
注意点として、お手入れの時に力を入れてこすらないことです。破損の原因にもなってしまうので、優しく取り扱いましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿
珪藻土バスマットを使用した後は、陰干しをするようにしましょう。しっかりと乾かしたいからと天日干しをすると割れてしまう危険性があるため、必ず陰干しにしてください。
珪藻土バスマットは風通しのいい場所でしっかりと陰干しをすることで、カビの発生を抑えるだけではなく吸水効果も維持できます。
週に1回ほどのお手入れでは水ぶきをします。また、軽い汚れがある場合はなるべく早い段階で水で洗い流すようにしましょう。普段からこまめにお手入れをすることで、珪藻土バスマットを清潔に長く使うことができます。
ただし、珪藻土バスマットは商品により推奨されるお手入れ方法が異なる場合があります。お使いの商品の使用方法を確認してください。
洗濯いらずで便利な珪藻土バスマット。正しいお手入れをおこなえば吸水力も維持できて長く使うことができます。『くらしのマーケット』の公式Instagramで紹介しているお手入れ方法を、ぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]