東北2週間天気 晴れる日が多く内陸で30℃超も 熱中症に警戒 梅雨入りはいつ頃?

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この先の東北地方は、長雨となる可能性は低く、日本海側を中心に晴れる日が多いでしょう。東北の梅雨入りの平年日(南部は6月12日頃、北部は6月15日頃)が近づいていますが、梅雨入りは平年より1週間程度遅くなる見通しです。最高気温は平年より高い日が多く、内陸では真夏日の日があるでしょう。季節外れの暑さとなるため、熱中症に警戒が必要です。
明日7日(金) 福島県では大気の状態が不安定 午後は局地的に雷雨の恐れ

明日7日(金)は、東北北部の日本海側(青森・秋田)は、おおむね晴れる見込みです。東北北部の太平洋側(岩手)と東北南部は、変わりやすい天気となるでしょう。関東地方に近い福島県では、東海上の高気圧のふちを回って流れ込む湿った空気や上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定となりそうです。昼頃から局地的に雷雨の恐れがあるため、落雷や突風、急な強い雨に注意してください。岩手県でも、午後は山沿いでにわか雨の可能性があります。土日は、8日(土)ほど晴れて行楽日和になるでしょう。9日(日)は、前線の影響で東北南部を中心に雲が多くなり、雨の降る可能性があります。11日(火)以降は広い範囲で晴れますが、10日(月)から11日(火)は寒気の影響で東北北部でにわか雨の所がありそうです。最高気温は、平年より高い日が多いでしょう。暑さのピークは12日(水)から13日(木)とみられ、内陸(盛岡・山形・福島)では最高気温が30℃以上の真夏日となる予想です。
梅雨入りの見通しは?

きょう6日(木)、気象庁は東北地方に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多く、かなり高くなる可能性があります。14日(金)は秋田と盛岡で、15日(土)は山形で、18日(火)と19日(水)は山形と福島で、30℃以上の真夏日となるでしょう。スポーツドリンクなどでこまめに水分補給を行うなど、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。14日(金)以降は、この時期としては晴れる日が多く、雨の降る所でも一時的でしょう。このため、東北の梅雨入りの平年日(南部は6月12日頃、北部は6月15日頃)が近づいていますが、梅雨入りは平年より1週間程度遅くなる見通しです。ただ、梅雨入り前でも大雨の恐れあるため、油断せずに大雨への備えを進めてください。
熱中症を予防するには

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。① 日頃から体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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