“梅の日”に甘酸っぱい香り漂う“梅風呂”登場!地元の規格外品活用で新たな名物誕生?【新潟市】

6月6日は“梅の日”です。新潟市の温泉施設では、この梅の日にちなんだお風呂が登場しました。その入り心地は?

【飛田厚史アナウンサー】
「この露天風呂、入ってみると、ほのかに甘酸っぱい香りがします」

新潟市秋葉区の温泉施設で6日から始まったのは、旬を迎えた梅の実を使った“青梅風呂”です。

地元の農家が生産した梅の実、約3kgを贅沢に露天風呂に投入しました。

【飛田厚史アナウンサー】
「梅の爽やかな香り、甘酸っぱくリラックスできます」

6月6日は、天皇が神社に梅を奉納したという室町時代の故事にちなんで和歌山県の梅生産者などが定めた“梅の日”。そこで…

【花の湯館 星野沙弥香マネージャー】
「基本的に、うちは何でもお風呂に入れる」

花の湯館では、これまでボジョレ・ヌーボー解禁に合わせた“ワイン風呂”やバレンタインデーの“チョコレート風呂”など様々な温泉をプロデュース。

そのノウハウを生かし、梅の実を使った青梅風呂が誕生しました。さらに、今回の風呂にはこんな思いも…

【花の湯館 星野沙弥香マネージャー】
「きれいでも売れない。もったいない、その辺に捨てるのも…」

花の湯館の近隣には梅などの生産者が多く、農園を見てみると地面にはたくさんの梅の実が落ちていました。

わずかな傷がつくだけで商品価値がなくなるため、この農園では実を選別し、規格外品を廃棄していましたが…

【保科農園 保科代志夫 園長】
「利用してもらったらうれしい。今まで、ただ捨てるだけ。そういう使い道もあるんだと思った」

花の湯館ではこうした規格外品を引き取り、青梅風呂に活用しています。旬の香りで朝から人気を博していました。

【訪れた人】
「梅のほのかな香りがいい。12月はゆず湯のイメージがあるが、6月の梅というのは考えたなと思う」

新たな名物の予感…ありそうでなかった梅の香りの温泉は6月9日まで楽しめます。

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