東海地方 今日5日は真夏日の所も 次に広く雨が降るのは?梅雨…の画像はこちら >>
今日5日の東海地方は、朝からスッキリと晴れている所が多くなっています。午後は更に気温が上がり、名古屋や内陸部では最高気温30℃以上の真夏日が予想されます。熱中症に注意してください。この先、広く雨が降るのは10日(月)頃になりそうです。
8日(土)にかけて広く日差しに恵まれる
8日(土)にかけて、前線は本州から離れた所に停滞し、高気圧の圏内が続くでしょう。山地でにわか雨がある程度で、東海地方では晴れ間の出る所が多いでしょう。9日(日)になると、前線が西日本にのびてくる見込みです。10日(月)は、前線や前線上に発生した低気圧が、本州付近を通過するでしょう。早い所では9日(日)の夜から雨が降りだす見込みです。10日(月)は広い範囲で雨が降り、各地でまとまった雨量になる可能性があります。ただ、前線の影響は一時的で、11日(火)や12日(水)には晴れ間が戻るため、梅雨入りの判断はもう少し先になるかもしれません。
梅雨入り日 基準は?
6月に入り、梅雨入りがいつなのか、気になる方も多いと思います。そもそも、梅雨入りとはどのように決めるのでしょうか?梅雨の始まりには、平均的に5日間程度の移り変わりの期間があるとされています。この移り変わりの期間の中日を梅雨入り日として推定し、気象庁から発表されています。なお、秋になると速報として発表した梅雨入り・梅雨明け日が正しかったかどうかの検討を行い、より適切な「移り変わりの期間」があれば、そちらに訂正することもあります。
東海地方 最近の梅雨入り傾向
東海地方の平年の梅雨入りは6月6日ごろです。直近10年を見ますと、昨年2023年は5月中に梅雨入りしましたが、その他の年は6月上旬から6月中旬の梅雨入りが多くなっています。なお、1951年の統計開始以降、最も早い梅雨入りは5月4日ごろ(1963年)で、最も遅い梅雨入りは6月28日ごろ(1951年)です。日本気象協会が発表した最新の梅雨入り予想では、東海地方の梅雨入りは平年より遅く6月中旬ごろになる見込みです。梅雨に入れば大雨に一層注意が必要になりますが、先週のように梅雨入り前でも大雨に見舞われることが度々あります。梅雨入り発表の有無に関わらず、側溝の清掃やハザードマップの確認など、大雨への備えは日頃からしておくようにしてください。