国交省がトヨタ自動車本社に立ち入り検査 生産中の「ヤリスクロス」などの車種で「型式指定」認証試験で不正発覚

国の認証を巡って自動車メーカーが相次いで不正を行っていた問題で、国土交通省は6月4日、愛知県豊田市のトヨタ自動車本社に立ち入り検査に入りました。
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トヨタ自動車では、現在生産中の「カローラフィールダー」や「ヤリスクロス」などの3車種と生産を終了した4車種で、国の認証を不正に取得していたことが分かっています。これを受けて国交省は4日、トヨタ自動車本社に職員5人を派遣して立ち入り検査を行い、試験データの確認のほか、担当者への聞き取りや社内ルールの確認などを進めています。
カローラフィールダー
今後、認証不正が明らかになったマツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの4社にも立ち入り検査を行う方針です。トヨタ自動車は、不正が見つかった生産中の3車種について、6月6日から生産を停止することにしています。

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