ウクライナで「驚愕の空中戦」が発生 ロシア軍が誇る新兵器に「背後から迫る刺客」

ドローンを撃破するためのドローンも生まれる?
ウクライナ国防省は2024年6月2日、ロシア軍の偵察ドローン「オルラン10」をドローンによって撃墜したと発表。その映像も公開しました。
ウクライナで「驚愕の空中戦」が発生 ロシア軍が誇る新兵器に「…の画像はこちら >>発進用カタパルトに載せられたロシア軍の無人機「オルラン10」。ゴムの張力で打ち出される。(画像:ロシア国防省)。
映像では、飛行中の「オルラン10」の背後からドローンが迫り、徐々に距離を詰めていく様子が確認できます。ウクライナ軍が攻撃に使用したドローンは、ゴーグルを装着し1人称視点での操作が可能な「FPVドローン」のようです。
「オルラン10」は、目標を発見するための非武装小型ドローンで、ロシアのザラエアログループによって製造されています。同社が製造する「ランセット」自爆ドローンと合わせて配備されることが多く、ウクライナ軍にとっては非常に厄介な兵器です。
イギリス国防省は昨年11月、「ランセット」自爆ドローンについて、ロシア軍がウクライナ侵攻に投入した兵器の中では、最も効果的であると評価しています。その「目」となる偵察ドローンの撃墜は、ウクライナ軍にとって少なくない戦果と言えます。

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