飲食店に行った際、目当てのメニューが売り切れていた経験はありませんか。
楽しみにしていた料理が注文できないと、悲しい気持ちになりますよね。
中には、売り切れていることに腹を立て、店員に心ない言葉を浴びせる客もいるといいます。
作家の篠原かをり(@koyomi54334)さんが、ある飲食店に行った時のこと。
店内にいたほかの客があるメニューを注文するも、売り切れていたそうです。
その際、申し訳なさそうに「すみません、売り切れで…」といった店員に対し、客はこのようにいいました。
「あ、それは幸せなことだ」
※写真はイメージ
ポジティブな返答…!
目当てのものが食べられない悔しさを口にするのではなく、売り切れた事実を、店側の成果として称えたのです!
客のひと言に、心を動かされた人が続出した様子。X上でさまざまな声が上がりました。
・なんてポジティブでさわやかな返答なの!
・仕事上でこんなことをいわれたら惚れる。私も真似します!
・お目当ての店が定休日だった時は「次の楽しみが増えた」と考えるようにしよう…!
飲食店の店員として働いていれば、時には口調が乱暴だったり、威圧的な振る舞いをしてきたりする客の相手をしなければなりません。
そのため、飲食店で働くこと自体に抵抗を感じる人は多いでしょう。
しかし、そんな客ばかりでなく、思慮深い客もいることを身をもって実感できれば、飲食店で働きたいと思う人が増えるかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]