柏崎刈羽原発の安全対策をめぐって、これまで重大事故の対処手順や水素爆発対策など22項目にわたって東京電力などへの聞き取りを進めてきた新潟県技術委員会。
委員からは1月の能登半島地震を受け、柏崎刈羽原発周辺の断層への影響について改めて再評価する必要があるとの指摘も。
【原子力規制庁】
「実際の知見がどうなのかをしっかり見てから、反映すべきものであれば反映したいと考えている」
【県技術委員会 豊島剛志 委員】
「それでは、連動する可能性があると宿題を残したと理解する」
安全性についての議論は続いていますが、県技術委員会は6月4日、これまでの議論を取りまとめた報告書案を提示。
【県技術委員会 小原徹 座長】
「取りまとめ作業も時間がかかることが予想されるので、今の段階でまず、イメージを委員の先生方と共有したいということできょう提案した」
県技術委員会は今後も議論を続けるとして、報告書の作成に期限は設けていないとしています。