3日 関東甲信や東北は局地的な大雨に注意・警戒 晴れる所もにわか雨

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今日3日も関東甲信や東北は大気の状態が非常に不安定。局地的に激しい雨が降りそう。落雷や竜巻などの激しい突風にもご注意を。晴れる東海や北海道なども、一部でにわか雨。
寒気の影響が続く

今日3日は、関東甲信や東北で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に大雨となるでしょう。東日本・北日本の上空約5500メートル付近には、マイナス18℃以下のこの時期としては強い寒気の流れ込みが続きます。また、東北付近を進む低気圧に向かって湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすいでしょう。一方、前線上の低気圧が沖縄の南を進む予想で、沖縄県の先島諸島でも雨の降り方が強まりそうです。
天気急変に注意

今日3日の未明から明け方にかけては、北陸や東北で局地的に雨脚が強まっています。宮城県女川町では1時間に25.5ミリ(午前2時43分まで)のどしゃぶりの雨となりました。いったん雨がやんだ所でも、急に強まる雨に注意が必要です。沖縄は、昼頃までは広く雨が降るでしょう。先島諸島では雷を伴って雨脚が強まる所もあり、落雷や竜巻などの激しい突風に十分ご注意ください。九州から東海は、おおむね晴れるでしょう。ただ、午後は山沿いを中心に、にわか雨の所がありそうです。北陸は雲が広がりやすく、所々で雨や雷雨となるでしょう。関東は晴れ間が出ますが、夕方以降は内陸を中心に雨の範囲が広がるでしょう。東北は断続的に雨が降りそうです。雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所もあるでしょう。土砂災害や道路の冠水などに注意、警戒が必要です。北海道は、昼頃にかけて晴れる所が多いでしょう。ただ、道南は昼前後を中心に、道東は夜から雨の降る所がありそうです。
予想最高気温
最高気温は、昨日2日と同じくらいの所が多いでしょう。沖縄は25℃以上の夏日の所が多く、ムシムシと感じられそうです。九州から東海は25℃前後の所が多く、鹿児島は28℃と汗ばむ陽気が続くでしょう。こまめな水分補給を心がけてください。関東甲信も25℃前後の所がほとんどで、内陸部は昨日2日より5℃以上高い所もあるでしょう。それほど高い気温でなくても、熱中症にかかるリスクがあるため、体調管理に注意が必要です。北陸や東北は20℃前後の所が多く、この時期としては低いでしょう。雨が降ると、空気がヒンヤリと感じられそうです。北海道も20℃前後の所が多いですが、日差しのもとでは過ごしやすいでしょう。
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の前兆

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。① 「真っ黒な雲が近づいてきた」ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。② 「雷の音が聞こえてきた」ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。③ 「急に冷たい風が吹いてきた」発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

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