リモコンや懐中電灯、オモチャなどを動かすために使用される、電池。
電池切れを起こさないように、常に予備の電池を用意している人も多いですよね。
しかし、電池の扱いを誤ると、重大な事故が起きる危険性があると、経済産業省の製品事故対策室(以下、経済産業省)のXアカウントが注意を呼びかけています。
電池の種類の中でも、特にボタン電池はサイズが小さいため、子供やペットが誤って飲み込む事故が発生しています。
ボタン電池の中に含まれるアルカリ性の液体は、タンパク質を溶かす性質を持っているため、誤飲してしまうと、体内で化学やけどを起こしてしまう可能性があるのだとか。
鶏肉を使用して行なった、再現実験の映像はこちらです。
暦上ではもう #秋 ですが、まだまだ暑い9月です #熱中症 等が心配なところ、小さなお子様は屋内で遊ぶ機会が多いかもしれませんが、家の中での #誤飲 に御注意ください例えば、 #ボタン電池 は誤飲してしまうと体内で化学やけどを引き起こすリスクがあります pic.twitter.com/fPY7ugflwV
鶏肉の上にボタン電池を置くと、電池に触れている部分が溶けて、焦げていく様子が確認できます。
誤って飲み込んでしまい、ボタン電池が体内の粘膜を溶かすことを想像するだけでもゾッとしますね…。
そのような事故が起きないためにも、使用済みのボタン電池は、子供やペットの手の届かない場所に保管し、できるだけ早く廃棄してください。
経済産業省の注意喚起に「マジで注意しなきゃ」「気を付ける」などの声が寄せられました。
万が一、ボタン電池を飲み込んでしまった時には、速やかに医療機関へ行き、医師に状況を説明しましょう。
[文・構成/grape編集部]