ベランダにある『隔て板』の割り方は? 不動産会社の解説に「勘違いしてた」

火災や地震発生などの非常時は、玄関から避難できなくなる場合があります。
マンションやアパートの2階以上に住んでいると、「どう逃げたらいいだろうか」と焦りますよね。
そんな時に思い出したいのが、ベランダやバルコニーにある隔て板(仕切り板・パーテーション)。
緊急の際、破ると隣のベランダに移動でき、火の手などから距離を取れるほか、隣人に助けを求めることもできます。
不動産を扱う穴吹興産株式会社は、TikTokアカウント『あなぶき興産』(anabuki_kosan)で、新築マンションに備わっている設備の紹介や、暮らしに役立つ雑学などを紹介。
いざという時に役立つ知識として、隔て板の割り方を解説しました。
動画では、足で蹴破る方法と、ベランダにある物を活用した割り方を紹介しています。
同社によると、隔て板を割る時に備え、ベランダには靴底のしっかりとした靴を置くといいとのこと。
用意しておけば、足を負傷することなく隔て板を蹴ることができるでしょう。コツは、何かに掴まってバランスを取りながら蹴ること。
ただ、力の入れ方が分からず、うまく蹴破れない人もいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、物干し竿を使う方法!
長さも固さも十分あり、隔て板を突き破りやすいでしょう。
動画はネット上で注目を集め、「初めて知った」という人々や経験者などから、こんなコメントが相次ぎました。
・タックルで破るんじゃないんだ!?
・自分もパンチで破るのかと勘違いしていたわ。確かに、靴を履いて蹴るほうが安全そう。
・隣人が隔て板の横に洗濯機を置いているので、自分はいざという時に通れない。困るから、管理会社にいおうかな…。
・自分の場合、後ろ向きで、カカトで蹴ると破りやすかった!
緊急時は、隔て板を割って、避難用のはしごである『避難器具用ハッチ』が設置されている部屋など、安全に避難できるところまで移動することができます。
自分だけでなく、家族など大切な人の命を守るためにも、隔て板の割り方を覚えておきたいですね。
また、自宅のベランダを見て、隔て板の横に余計な物をおいていないかをチェックしてください。
自分の不注意が、隣人の避難の支障にならないよう、注意しましょう。
[文・構成/grape編集部]

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